#スター坊主めくり 僧侶31人による仏教法語集、出る

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先日、京都便利堂から「日めくりカレンダー」が発売されました。その名も『スター坊主めくり 僧侶31人による仏教法語集』。

日めくりですから31日分、全国から超宗派で集まった31名のお坊さんが登場。仏教語・法語と、お話しが掲載されています。

9日「諸行無常」を、わたくし陽岳寺副住職が担当

どのような内容を掲載していただくか悩みました。臨済宗らしい禅語にするか、禅宗らしいお釈迦さまが発した詩にするか。そこで思ったのは、やはり仏教ど真ん中、基本であるお釈迦さまの教えとなる法語であろうと鑑み、「諸行無常」を選びました。
くわしくは、以下リンク先をご覧ください。

臨済宗妙心寺派 長光山陽岳寺ホームページ|虹の彼方に

日めくりカレンダー、皆さまはお持ちでしょうか。わたしは持っています(上馬キリスト教会さんのものを)。
松岡修造さんのカレンダーが有名ですよね。1~31ページありまして、1日1回めくるのです。毎月使えるというすぐれもの。

なぜお坊さんが日めくりカレンダーをつくるのか?お話をいただいて不思議に思いましたが、いやむしろ正しいのではないか!役に立つ!と思い、是非と受けました。

毎月 見ておきたい内容を説く

カレンダー(七曜表)とは、時の流れ・刻みを記したものです。

日本人はいつからか「暦(時の流れ)」だけでなく、「その日の暦注(日時・方位の吉凶などが書かれている)」を大切にしてきました。

しかし、令和となった今では、暦注の二十四節気・六曜・中歴・十二直などを気にする人はいないといっていいかもしれません。
それでも、(印刷屋さんが売りたくて、かもしれませんが)「その日をどう過ごせばいいのか、指標となること」「考えておきたいこと」を暦は暦注等を通して伝えようとしています。
昨今売れている「日めくりカレンダー」は、その暦注の延長戦にあると思いました。修造さんの熱い言葉や、叶姉妹の言葉など様々です。

お坊さんが、毎月 見ておきたいことを、カレンダーを通してお伝えする。これはカレンダーを利用する人にとって大変に助かるぞ、と思ったのです。そして諸行無常に(以下略

(まさかのローマ教皇と並んでお飾りいただけるとは…)


わたしも在庫を持っています。ページの後半に、自分の思いを書くスペースと、お坊さんに書いてもらうスペースがあります。
サイン済みのものもございます。ご興味ありましたら、どうぞお声がけください。¥1500-です。

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