坐禅はだれでも、どこでも、いつでも、簡単にできます。たったの3ステップです。
坐禅の方法論『調身、調息、調心』
調身(姿勢をととのえる)
調息(呼吸をととのえる)
調心(心をととのえる、心がととのう)
姿勢をととのえて、呼吸をととのえると、自然と・みずから心も調う!
調身(姿勢をととのえる)
足を組む、あぐらでも可
身体を前や横に倒して、ストレッチ&自分がどれくらい動くか確認する
“いい姿勢”“うなじスッキリ”“背骨に頭が乗っている”姿勢になる
印を組んで、手を下っ腹にそえる
目は開けて、一点をながめる
肩や手を力をぬいて
調息(呼吸をととのえる)~数息観
呼吸とは、吸うか吐くかのどちらかです
ここでは吐く方に集中します
吸うときは自然にまかせて
吐くときに、心のなかで数をかぞえます
ふぅー・・としながら、「ひとーつ・・」「ふたーつ・・」「とお・・」「ひとーつ・・」
ふぅー・・としながら、「ひとーつ・・」「ひとーつ・・」
鼻で吸って、鼻か口で吐くこと
注意:口で吸うことは、「息を呑む」と言うように、身心を緊張させます(鼻が詰まっている場合は、口で吸いましょう)
調心(心をととのえる、心がととのう)
「頭の中をカラッポにしてください」と言われても、無理でしょう
でも、頭の中を呼吸に集中することでいっぱいにすることは出来るでしょう
静かにしていると、まわりのこと・自分のこと、気になってくるかもしれません
そんなときは、ちゃんと時間を区切って坐禅をすることが大切です
この時間だけは、坐禅のために時間を取ったんだ・・という覚悟です
また、眼・耳・鼻・舌・皮膚・頭のなか、私たちは刺激をつねに受けています
そんなときは、刺激を受けたあと、思考がコロコロ進めるのを止めましょう
音が鳴っていたら、“音が鳴っていたな”で止めましょう
たまに、自分の姿勢・呼吸法を確認しましょう